犬との絆③

2017年3月24日 / 雑記, 犬との絆

―違いについて①―

 

「都会と田舎、そんな違いは関係ない」。

と言う方もいらっしゃいます。

 

「都会と田舎」とは、極端な言い方ですが、

人口密集地の都市部などと、それ以外の地域、ってところでしょうか?

 

確かに、信頼関係に関しては、そう思います。

ただその状況には、大きな違いがあると思います。

 

人口密集地で犬たちを連れて歩く場合、

なるべく足元に寄り添ってもらえると、

安心感があるのではないかと思います。

 

人混みの中、足元を見ていない人が、

犬を蹴ってしまう事もあるでしょうし、

たるんでいるリードで、他の人が引っかかって転んだり、

自転車が突っ込んで来た時、呼び寄せるのが遅くて、事故に…。

などなど、考え出したらきりがありません。

 

もし我が家が人の多いところ住んでいたら、

うちの犬たちには、

なるべくぴったりくっついていて欲しいですし、

そして、そういう訓練をすると思います。

 

とは言え、今の我が家は、

ほとんどの散歩時でフレキシブルリードを使い、

ふらふら歩いています。

 

我が家は郊外にあるとはいえ、

もちろん他の人も、大勢住んでいますよ。(^_^;)

 

でも、場所や時間帯を少し考えると、

人や自転車、車などに、あまり会わないようなところも、

たくさんあるんです。

 

私がフレキシを使って散歩をしているのは、そんな所です。

 

もちろん、私の住んでいるところでも、

足元にピタッと寄り添って歩いている犬たちはいます。

 

飼い主さんとアイコンタクトを取りつつ、

にこにこと笑って尻尾を振っている姿は、

見ているこっちも楽しくなります。

 

ただ、我が家の場合、

なるべくなら、自由を満喫させてあげたいというのが方針です。

そして、その環境もあります。

なので、フレキシを使って、3匹3様、好きに歩かせているんです。

 

ただし。

信頼の上に成り立つ自由です。

「呼んだら来る」。

これは絶対。

 

なので、呼んでも来ない、

何度注意しても同じことをする、となると、

リードは全く伸ばしません。

フレキシは、そういう場合普通のリードより短くなります。

そうなると必然的に、私の足元にぴったりとくっつくしかありません。

 

ただそれだと、私にぶつかる。

と言うより、本意ではないですが、

踏んでしまったり、蹴ってしまう事も。(^_^;)

 

本当に、本意じゃないですよ!!

でも、足元をちょろちょろされると、

足を出すだけでも、ぶつかってしまうんですよね。

 

ただ、これを繰り返していると、

蹴られたりするのがやっぱり嫌なのか、

好きに歩けないのが嫌なのか、

そのうち、こちらにも注意を向けて歩いたり、

ちょっと引っ張ってしまっても、

自分からすぐ足元へ戻ってくるようになります。

 

ここまで落ち着いたら。

また、伸ばしてあげます。

 

これを繰り返すこと、何年?

そして、今の散歩スタイルになりました。

 

私だって、最初からフレキシで、

ふらふら歩かせることはしていません。

 

今3匹一緒にフレキシにしているのも、

一人一人とのそんなことの積み重ね。

 

躾もせずに最初っから3匹フレキシなんて、

人に怪我をさせるどころか、

自分がぐるぐる巻きにされて倒されるだけです。

 

そして、犬たちをふらふらさせていても、

自分は、

今犬がなにをしているのか、とか、

周りをよく見てよく聞いて、何かが近づいて来ないか、とか、

カーブミラーを見て、曲がった角から何かが来ないか、とか、

周りの状況には、気を配るようにしています。

 

いくら人が少ないと言ったって、ゼロではないですし、

突発事項もあるのですから、

そんなことに気を配るのは、当り前ですよね。

 

敢えてわざわざ言う必要もないですが、

自分も同じようにふらふらしていると思われると、

困ってしまうので、書いておきました。(^^ゞ

 

一緒に歩く友達がいて、おしゃべりをしていても、

それだけは欠かさないよう、努力はしています。

 

 

フレキシブルリードに対しては、賛否、かなりあると思います。

 

使わないでいいなら、使う必要はないと、私は思います。

だから使うのであれば、

人様に迷惑をかけないように、犬もきちんとしつけた上で、

飼い主側も、正しく扱えるように練習する。

その上であれば、

特に問題はないのではないかと、私は思っています。

 

ま、そこまでしても使いたいのか?って話にもなりますが。

もちろん私は、そこまでしても使いたいので、頑張っています。(^^)

 

でもそんな訓練を、

私みたいなおおざっぱなやり方で出来るのは、

近くに人が少ない場所があるおかげ。

 

 

人口密集地の都市部で必要なしつけと、その方法、

その他の地域で必要なしつけと、その方法、

それらには、多少なりとも差はあるのでは?と、私は思っています。

 

 

お互いの考え方や躾スタイルが違っていたとしても、

それは、それ。

うちの方が絶対に正しい!なんて考えずに、

まずは柔軟に、相手がどういう考えてそれをしているのか、

気になったら聞いてみるのもいいのではないかと思います。

 

スタイルは色々ですもんね。

それが、自分の思いつかなかったような方法であり、

また、自分の住んでいる場所でも出来るのなら、

得した気分になります。

私なら。

 

 

 

 

 

 

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