歯磨き
「犬の歯は、3日で歯石が付くよ。」
と、言われても、これがなかなか3日に1回の歯磨きは出来てなくて…。(^_^;)
普段はハタ乳酸菌任せです。
それも、食後に歯と歯茎の境目に塗るなんて丁寧な事は出来ておらず、
ご飯に混ぜてしまっています。(^_^;)
でも、そこは一工夫。
全部お腹に入ってしまうより、一部でも粘膜についてくれる方がいいでしょうという事で、
最近は、ジェル状ぐらいの固さにしたものを、お皿の底から壁にかけて塗りつけています。
フードは反対側に寄せて。
これが結構効いているようで、フードを食べた後も、
塗った部分を、真剣に舐め続けてくれます。
普段はそれで勘弁して!
が、歯磨きをするとなると、今度は徹底的。
ふくのエプーリスの際、みんなの口腔状態を観察していたのですが、
歯の外側より内側、奥より、何気に前歯の方に歯石が付いているように感じました。
なので、そのすべてを磨きます。
もちろん、みんな嫌がります。(^_^;)
嫌がらない順に書くと、
奥歯の外側<前歯の外側<奥歯の内側<前歯の裏側。
歯石が付く順番と似ている?
なながチーズケーキをホールで食べた後、
ゼオライトの粉でガッツり1時間半磨きました。
おかげで、ななは相当歯磨きが嫌いになったようで、
普通に磨く時でも、結構強い力で手をがみがみされ、
この間はとうとう指に傷も出来ました。(T_T)
これじゃ困るし、ななも相当辛いよね。
以前は、普段は犬用の歯磨き粉で磨き、
たまにゼオライトの粉でガッツり磨いていたのですが、
最近はもっぱら、ゼオライト入りの歯磨き粉にお世話になっています。
いつかは、また粉やスケーラーを使ってする事もあるのでしょうが、
うちは今のところ、これで十分。
歯磨きもずいぶん楽になりました。(^^)
でも、やっぱり内側や前歯をやると、お互いに相当負担で…。
そして色々試した結果、
今日、ちょっといい方法を見つけたような気がします。(^^)
それは、「犬歯も一緒に押さえる事」です。
下の歯を磨く時は、下あごをがみがみと上下させるので、
なかなか歯ブラシが安定して当たらず大変なのですが、
これは、下あごをガッツりつかめば大丈夫。
下の歯の外側は、それでいけます。
その後、下あごをつかんだまま、
軽く上下の歯の間に指を入れて上あごも自由に閉まらない状態にすると、
「いやー!」と、大口をあげてくれるので、その隙にほどんどの内側の歯は磨けます。
問題は、下の歯、左の手前の方。
私は右利きなので、左手でガッツりあごを押さえているので、
その部分を磨こうと、押さえを緩めると、
下あごをまたがみがみさせるので、歯ブラシが当たりにくく、ここが磨きにくい。
ここは毎回結構な戦い。
ななで負傷したのも、大体ここの部分。
もちろん、本人は噛んで止めさせようとしているわけではありません。
でも、本当に我慢できないぐらい嫌なのでしょう。
本能的にがみがみしてしまい、力の抑制がしにくくなって、
そんなことが起きてしまったように思います。
でも今回、ここを磨く際、下あごを押さえつつ、犬歯も一緒に押さえると、
がみがみしても、思いっきり口を閉めようとしなかったんです。
犬は、信頼している人には犬歯を触らせてくれて、
そこを使うと、簡単に口を開けてくれるという話を、以前どこかで聞いたことがあります。
肉を食いちぎるのに適した歯なので、信頼した相手を傷つけないようにそうしてくれると。
信頼云々の真偽のほどはわかりませんが、
犬歯を使うと、簡単に口を開いてくれるのは、事実。
なので、もしかしたら犬歯を触ると、
ずごく嫌でも、本能よりも無意識で口を閉めないようにしてくれるのかも??
と思いました。
犬の優しさにつけ込んでいるようで、申し訳ない気もしますが…。(^^ゞ
ちなみに、口元を触られるのが嫌いな子や、歯を触られるのが嫌いな子もいます。
そういう子達は、相手を信頼していても、
犬歯だけ触らせてくれるなんて事があるのかどうかは分かりません。
試そうと思われる方は、十分注意してくださいね。(^^ゞ
さて、そんな歯磨きの結果です。
10歳のふく
歯石除去の状態をキープ中。
ここはエプーリスの手術をした部分。
糸もすっかり消え、傷も周りの歯ぐきと同化して、かなり分からなくなりました。(^^)
来月6歳のなな
少々見にくいですが、根元についていた歯石は、
随分気にならないレベルになっています。
気になっていたすきっぱの前歯も、今のところ気になる歯石はなし。
一番の問題、下の歯の裏側。
ここはまだ歯石が付いているけど、
取り合えず前回取った状態ではキープできているので、まずはよしと。
ま、前回、歯の側面も裏側も、かなり念入りに歯石を取ったもんね。
あの後でついたら、お互い泣くに泣けないよね。(^^ゞ
只今2歳のじん
さすがに、歯自身も白くてきれい!
ななと同じくすきっぱも、以前側面の歯石を取った状態はキープ。
でも、裏側は、ちょっと付いているような。
まずは経過観察です。
ふくは手術をして以降、
固い豚の皮のガムにも諦めずにチャレンジしたり、
少し弾力性のあるゴムのようなフリスビーを齧って遊ぶようになりました。
歯は減ってしまいましたが、
健康な歯だけが残っているので、こんな遊びもするようになったのかなと思います。
ふくの歯は、抜いてしまわなければならなかったですが、
ななとじんは、
歯石除去の手術をしないよう、最後まですべての歯が残るよう、しっかりケアをしたいと思います。
その為にも、お互いもうちょっと楽に歯磨き出来る方法を考えていきたいです。
終わった後におやつがあっても、これはちょっと辛いもんね。(^_^;)
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