超えてはならぬ一線

2015年3月14日 / なな

昨日、またもやななが、

何かを追いかけて、裏山へ脱走。

 

もちろん、呼ぶと立ち止まり、戻っては来ましたが。

 

でも、正直、もう叱る気にもなりません。

最近多すぎます。

 

もう、いいや。

脱走したいのなら、戻ってくる必要、ないよ。

自由に行きなさい。

そのまま、山へ戻しました。

 

本人も、戻された意味が分かっているのか、

裏山と我が家との境界線でじっとしているものの、

こちらの敷地へは、降りてきません。

 

さすがに夜になり寒くなったのでしょうか。

窓の所まで来て、

がりがりしながら、入れて入れてと鳴いてました。

 

でも、それは無理な話です。

いつでも帰って来れる場所があると思うのは、大違い。

自由になるとは、そういう事。

今回は、入れてあげる気も起こりません。

 

ただ、どうやら私が寝た後、

旦那さんが可哀想におもい、玄関までは入れてあげたようですが。

でも、私が起きた後は、再度出しました。

 

旦那さん曰く

「呼んで止まるだけでもすごいのに、

怒られるのが分かっているに、自分から戻ってくるなんて、偉いじゃない」

 

でも、そんなのは当り前の事です。

 

それが出来るようになるまで、

どれだけの時間をかけて、私達が頑張ったと思っているんだろう。

 

躾なんて、一朝一夕で身につくものじゃないです。

それが出来るようになるまでには、

何度も何度も、時間をかけて繰り返し、

お互いに頑張って、それでやっと身につくんです。

 

だからこそ、身についてわかっていることを、

軽々と何度も破り、

少し叱られても、許されると思っていることが、

少なくとも、今の私には許せません。

 

旦那さん曰く

「犬はそこまで思っていないよ」

 

でも、最終的には戻れるという事は分かっているんだと思います。

だから、そうじゃないこともわかって欲しい。

 

今回の件が、どういう形で終息するのかは、

さっぱりわかりません。

 

でも、ひとつわかっていることは、

今の私には、まだななが許せないですし、

ななは、境界線を離れる気は、まだ、ないようです。

 

 

保護犬の一時預かりをしてた身として、

うちの子を同じような目に合わせるのは、絶対にしたくないです。

自分が今やっている事と裏腹ですが、この気持ちも本当の事。

 

今の私に出来ることは、

あの子に首輪を持たせ、迷子札と犬鑑札をつけておくという事。

何かあったとしても、出来れば、私の手の中に戻ってきてほしいです。

 

願わくば、

ななが群れを離れて自由になるという事の意味を、

身に沁みてわかってくれますように。

出来れば、なるべく早く・・・。

 

 

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