ななとモコ
ななはどちらかというと、
家ではツンデレな子で、あまり甘えてくることはしませんでした。
たまーに足元に寄って来て、じっとしていることがあるので、
そういう時は、ここぞとばかりに、なぜてあげます。
が、なぜようとした途端、逃げることも多々。
・・・。
何がしたかったの????(^^;)
大好きなのは、ロープでの引っ張りっこ。
この時だけは、テンションMAXです。
でも、あとは、好きなところで、
一人で勝手に過ごしているということが多い子でした。
が、モコが来て、その世話に私が追われていると、
ロープを持って寄ってきたくても、私がじっとしていることがありません。
気が付くと、お気に入りのソファーからじっと見ている・・・。
という日々が何日も続いていました。
そして、とうとう爆発!
盗み食い、それも、莫大な量の盗み食いに走りました。
しまった、ななのストレスに気が付けなかった・・・。(>_<)
急遽対策を練り、寝る時だけは、もし自分から来たら、
ベッドに入るのを拒まないで入れてあげる、という特権を、ななだけに与えてみたところ、
少し落ち着いてくれました。
ツンデレだと思っていたけど、ななは、なななりに甘えていたのを、
甘え上手なモコに割り込まれたようになって、
どうしたらいいのか、わからなったのではないかと思います。
多分、ショップから来たななは、
ショップの店長だったお姉さんがとても優しい人だったこともあり、
とてもかわいがってもらっていたようで、
いつも誰かに愛されているのが、当然だったのではないかと思います。
なので、今まで、あえて自分から甘えてこなかった、と、
そういうことじゃないかと思いました。
でも、困った。
いくら分析してみても、ななとモコの距離があったままでは・・・。
と、心配は無用でした。
なるべく私もじっとして、ななが誘いに来れるような時間を作りました。
もちろん、その横にぴったりモコもくっついているのですが。
でも、ロープを持ってきたななを見て、誘いに乗ったのは、モコでした。
最初はびっくりしたななも、
私と違い、飽きずにずっと引っ張りっこをしてくれるモコは、
とても楽しい仲間に変わったようです。
そして、こんな姿を見せてくれるようになったのです。
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