マズルガード
2015年12月23日 / じん
前の記事でお気づきになった方も、いらっしゃると思いますが…。
じんのマズルガード姿です。
マズルガードに関しては、賛否両論あるのは承知していますし、
ドッグスポーツをしているわけではないので、
我が家では、基本的には不要だと思っています。
ただ今回は、
頑固すぎるじんの吠え対策に、使ってみる事にしました。
「吠えない」は、何度も言っているので、
全く分らないわけではないと思うのですが、
分かってても、
「やりたいんだもん!」とやっちゃうのが、じんなのです。(^_^;)
その為、じんにきっちり教え込みたい時には、
こちらが腹を据えて、
徹底的に、心底沁みこむまで、
手を変え品を変え、教える必要があるようです。
その為、どれをやれば、
「吠えない」が沁みこんでくれるのか、只今手探り中なんです。
吠えが気になったのは、
先日、桜が丘のランに行った時。
いつもの貸し切りランでは、よく知っている仲間たちなので、
じんが多少吠えても、あまり気にはなっていませんでしたし、
犬同士も、既に関係が出来ているので、
ずっと吠え続けるなんて事は、まずなかったんです。
でも新しいところでは、
新しい子がいっぱいいて、
嬉しくって、楽しくって、テンションが上がりっぱなしで、
結果、ご機嫌で吠え続けていたようです。
あのハスキーボイスのおかげで、
吠え続けていても、あまり気にならない声ではあるのですが、
吠えられるのが嫌いな子もいますし、
気にならない声だからと言って、吠えるのを容認するというのは、違いますよね。
その為、先週のランから、
じんの吠え防止トレーニングを、本気で始めました。
既に、楽しく吠えてしまっているじんなので、
吠え続けるのを止めさせるのは、思ったより大変です。(>_<)
「吠えない!」で、一瞬やんだりするのですが、
またご機嫌で、吠えて追いかけて行ってしまいます。(-_-メ)
こうなってるじんに改めてもらうのは、至難の業。
あー。
こんな事態になるまで、放っておいたなんて。
いったい私は何をしていたのやら…。
なんて後悔していてもしょうがないので、とっととやらないと。
ただ、「吠えない」の教え方には、考えてしまいました。
じんが吠えている時は、大抵「楽しくって!」という時なんです。
その為、「吠えない!」と言う必要が出てくる時は、
大抵、夢中で遊んでいます。
「吠え」だけ止めさせたいのですが、
そんなタイミングで毎回止めると、
「遊んではいけない」と覚えてしまうのではないかと、気になります。
で、考え出した苦肉の策が、マズルガードだったんです。
遊んでいて、テンションが上がって吠え続け始めたら、
マズルガードをつけて「吠えない」と言う。
落ち着いて吠えなくなったら、はずす。
マズルガードをはずしている時に吠えたら、
「吠えない」のコマンドとともに、マズルガードを見せる。
それで止めばOK。
何度見せても吠え続けるようなら、もう一度装着。
これを、延々と繰り返します。
でもこれなら、「遊んではいけない」には、ならないかと…。
吠える = マズルガード = 嫌なこと
と、覚えてくれて、
「アレはやだーー!」となって来る事を期待しているのですが…。
ちなみにこのマズルガードは、
装着しても吠える事は出来ちゃいます。
装着しても、強制的に吠えなくなるわけではありません。
色んなマズルガードが出ていますが、
今までは、使おうと思ったものはありませんでした。
でも、マグ達がコーシングで使うマズルガードを見せてもらった時、
マズルガードのイメージが変わりました。
このマズルガードは、
サイトハウンドの子達が、スポーツをするのを、
サポートをしてくれるものだったんです。
その為、スポーツの邪魔にならないよう、
とても軽量で、パンティングも出来るよう、ガード部分が広くなっていて、
装着したまま、水を飲む事も出来ます。
鼻の部分は当たらないよう、開いていますし、
ベルト部分は皮で、バックル部分でサイズ調整も可能な上、
自分で穴をあける事も出来ます。
マグママに聞いたところ、
かご部分が目などに当たりそうな時は、
その部分を、自分ではさみを使って切ったりして、
自分の子のサイズに合わせて使っているそうです。
そんなマズルガードなら、ワンコへの負担も最小限ですむでしょうし、
こういうのなら、必要が出てきた時は、使えるかもと思いました。
ちなみに、コーシングで慣れているマグ達は、
これを嫌なものとは思っていないようですが、
装着しても楽しい事があるわけではないじんは、
既にちょっと嫌な物と思っているようです。
装着すると、こんな感じ。
「とーれーなーいー!!」と、手でごしごしして、
他の子やママさん達に擦りつけて、取ろうとします。
ただ、それもつかの間。
取れないとわかると、さっさと走り去っては行きますが。(^_^;)
そうは言っても、吠える時は、少し気になるようで、
力いっぱい!だったのが、
「ん?」と、少しはテンションが下がっているようには見えます。
その程度の嫌さ加減なら、慣れちゃってだめかと思ったのですが、
でもどうやら、装着されるのは、やっぱり嫌なようです。
見せると、ちょっと引きますし、
マズルガードを使っていないお散歩時でも、
「吠えない」というと、収まる事も、たまにはあるようになってきました。
本当に、「たま」ですが。(^_^;)
でも、この「たま」が本当だったら、この前進は大きいですよね。
この方法が合うなら、
じんが諦めるぐらい根気よく、こちらが繰り返し続ければ、意外と勝利できる!(^^)/
とは言え、その持久戦が、なかなかのものなのですが…。(^_^;)
さて、このマズルガード作戦、どうなるか。
ということで、これからしばしば、
じんのマズルガード姿が載る事もあると思いますが、
こういう事情なんです。
意地悪でも、お仕置きでもないので、ご理解いただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
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