抜歯とエプーリスの手術
手術の忘備録です。
かなりグロテスクな写真をいっぱい載せますので、苦手な方は見ないでくださいね。
手術前のふくの口。
前から見て、右側ピンク色になっている辺りが、エプーリスです。
実際は、ピンク色だけではなく、
この ピンク+黒+ピンク 部分がエプーリス。
(黒の下にある小さい歯は、下あごの歯です。)
右端のピンクの横に、歯があるのですが、
これは、エプーリスが大きくなってきた時に、
押されて移動したので、こんな形になっています。
裏側から見てみると。
ここまで腫れていました。
いつこのような状態になったのかは、分からないのですが。
でも、最初見つけた時、
去年の夏の終わりか、秋の初め頃には、
ここまでは腫れてなかったと思います。
そして、切除手術へ。
シュナは、麻酔のかかりが不安定だそうです。
深くなったり浅くなったり。
それだけに気を使うらしいのですが、
ありがたいことに、ふくは割と安定していたそうです。
よかった。(^^)
で、切除後です。
手術のメインは、ぐらぐらの歯を抜くことでした。
なので、まずは歯の説明を。
前歯のぐらぐらの歯は抜いて貰いました。
でも、1本、残りました。
少しぐらぐらだったので、抜いてもよかったそうですが、
まだ根がついていたそうです。
なので、歯石除去だけで、まず落ち着かせていただけました。
後は、今後の手入れで、
歯肉が盛り上がって来るのを、期待してみましょうという事です。
さて、どうなるか。
でも、歯肉が盛り上がらないまでも、絶対これ以上揺らさないように頑張ります。
ちょっと残念だったのは、向かって上の左奥。
この辺りの歯は、ほとんど抜くことになってしまいました。
自分で歯石を取りだした時、
歯石に触ると、なんとなくぐらぐらするので、あまり手を入れなかったのですが、
この左奥の歯は、歯石が固まっていたおかげで固定されていただけで、
実際には既にだめになっていたそうです。
歯石で固まって留っている歯なんてあるのかと、びっくりですが、
そう言うのもあるそうです。
今回抜いていただいた歯は、全部で8本。
あ。
1本、上下逆ですが…。(^_^;)
こんなに根がしっかりしているように見える歯でも、
ぐらぐら揺れているんですって。
そりゃ、こんな歯は。(-_-)
この歯を上から見てみると。
こんな、ほんのちょっとでくっついていたようです。
でも、こんなに奥の歯を取ってしまったら、
もう固いものは食べれないかも…と思ったのですが、
なんと、ふく、こんなのにチャレンジしました。
大きさの比較に、ハサミを置いてみました。
これ、小さい骨なのですが、
昨日小春家で、
みんなが食べているのを見ているだけはかわいそうだからと、
しゃぶるかな?と、あげてみたところ、
びっくりしたことに、これと、格闘!
残った歯で、頑張って噛んでいました。
ただ、傷の関係上、血も出てきたので、早々に取り上げましたが。(^_^;)
でも考えてみれば、今まで骨なんて見向きもしなかったんです。
歯の状態がよくなった事で、食べる元気も出てきたのでしょうか?
それなら嬉しい相乗効果です。(^^)
さて、次はエプーリス。
エプーリスのあった場所は。
見にくいですが、
この黒々ピカピカしている部分がそうです。
小さく点々として見えるのは、縫った部分です。
同じ色の溶ける糸で縫ってくださったので、
肉眼で見ても、よくわからないぐらいです。
次の日、ご飯を食べて少しカスがついたところ。
野菜がくっついているので、凹凸があるのが、ちょっとわかるかなぁ。
で、今回のお薬は。
痛み止め、NOVARTIS。
1日1回3日分です。
それと抗生剤、リレキシペットA錠300。
これを1回半錠。
こちらは、3日後の明日から始まります。
このリレキシペットは、
皮膚の時に処方されることが多いそうですが、
口でも問題ないそうです。
口の時に多いのは、パセトシンだそうです。
ただ、前回ふくは、パセトシンが合わなかったのか、
投薬直後から下痢をしたので、安全を取って、今回は変えていただきました。
で、切除したエプーリスは。
このまま病理検査に出していただくことになりました。
結果は、1週間後ぐらいです。
こんな内容の手術でしたが、
日帰りで、その日の夜から、普通にドライフードを食べました。
次の日は…。
昨日も書いたとおり、緑地で遊びまわり、
今日も、朝2人での散歩から始まり、その後ランへ。
ありがたいことに全く問題なく、今までと同じ、普通の生活を送っています。(^^)
あと嬉しかったのか、顔が変わらなかった事。
先生は「少しつれたかな?どうかな?」と、おっしゃっていましたが、
私から見ても、全く変わった感じはしませんでした。
病気が治ればいい事で、そんな見た目なんて…なのかもしれませんが、
やっぱり、嬉しいです。
上あご半分切り落として、鼻がなくなるぐらいまで切除しないと、根治出来ない。
それでも根治出来るかどうかは分からないし…。
出来ている部分だけ切ることもできるけど、それで意味があるかどうか…。
なんて言われていたんです。
結構不安でした。
今後腫れていったら、もう、最期を待つしかないのかと、思っていました。
なので、セカンドオピニオンに行った時は、実はかなりドキドキ。
確かに、骨までいっていて、
今回の手術で、エプーリスが根治したわけじゃないのかもしれません。
ただ今回の手術は、エプーリスの切除がメインではなく、
あくまでも、原因になりうる、ぐらぐらの歯の除去がメイン。
なので、ついでに歯石も除去していただけ、
出来ている部分だけでも、エプーリスを取り除いていただけただけでも、ラッキー!
ふくの中で一番懸念していた口腔環境も、今はいい状態になりました。
後は、骨までいっていない事を祈り、日々のケアを大切にしていきたいと思います。
何が原因かを考えて、
少しでも改善できるようにと尽くしてくださった先生には、とても感謝しています。
本当にありがとうございました。
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