こんなものを買ってみました。
犬笛です。
サイレントホイッスルと言いますが、
周波数が調整できるタイプのため、
風切り音が聞こえる位の周波数に調節しました。
スクリューを回し、
自分の決めたところで、
真ん中にあるマイナスねじを締めて、固定します。
「決めたところで固定されない!」と、レビューにあったのですが、
固定しても、その前後で少しは動きます。
多分、単一の音ではなく、
前後の音の微妙な高低差も入れて、
コマンドの音が作れるよう、そのような仕様になっていると思うのですが。
でも初心者には、そんな高度な事は出来ません。(^^ゞ
人に耳に聞こえない音も犬は聞こえますが、
それだと、自分がどんな音を出しているのかがわからないのと、
人の耳にも聞こえる位の周波数の方が、
山などにも邪魔されず、遠くまで届く、と言う事だったので、
その位の調整してみました。
周波数云々の話は、本当かどうかは分かりませんが。
ま、でもそんな笛なので、普通の笛よりは音がしません。
これなら万が一吹く必要が出来たとしても、
あまり人には迷惑をかけないかな?って
ランとかで、大声で呼ぶと、
結構ひかれてしまうんですよね。(T_T)
最近のじんは、どうやら怒った声を出さなくても、
声が耳に入れば、反応してくれるようになりました。
でも「じん」って音は、
音の通りが悪い上に、あの子は垂れ耳、耳の毛もふさふさ。
何かに夢中になっていると、
大声を出さないと気がついて貰えないんですよね。
だから、これならいいかな?って。
それに、ふく。
11歳前ぐらいから、こちらがわかるぐらい耳が遠くなってきました。
大嫌いな雷も、
昔は窓を閉めて、こちらでは全然鳴っていなくても、
遠くの音にガクブルしていたのですが、
去年の夏は、窓を開けて、近くで鳴っているのにもかかわらず、
ぐーぐー寝てました。
呼んでも知らん顔をしている事が多いので、
無視しているのかと思ってたら、
いつの間にか、本当に耳が遠くなっていました。
そんなふくも、この音なら耳に入るんじゃないかな?って。
で、早速訓練!
個人の音を決めて、家で鳴らしてみたところ、
なかなかいい反応が!(^^)
じゃ!と、久しぶりにランの予約。
最初はみんなをふらふらさせて…。
で、ちょっと落ち着いたところで、個人の音を!
って、誰も反応しないじゃないっ!!!(>_<)
でも、そんなの当たり前。
外の方が楽しい事が多いから、集中なんてしてくれないし、
第一、まだその音の意味することなんて、
本当には理解できてないもんね。
一体どうやったらいいのかなぁ~と、久しぶりに思案です。
個人の音だと複雑だから、
「この音が聞こえて行くと、いい事がある!」
という、ベーシックで簡単なものを、まずは教えることに。
みんなから離れたら、笛を吹くぞ~って、
みんな、離れないしっ!(>_<)
なんか、ランの中でノーリードで散歩している状態。
ついて来るなよ…。(-_-)
あ、ふくだけ離れてる!
と、振り向くと、アイコンタクトだけで走って来るふく。
呼んでもらうの、待っていただけなんだね。(^_^;)
さて。
ということで、仕方ない。
「マテ」
で、待たせて、私が離れる。
トリーツの容れ物をシャカシャカ鳴らし、笛を吹く。
名前も呼ぶ。
でも、誰も動かない!(゜.゜)
このシャカシャカ音、好きな癖にぃーーー!!(T_T)
それを繰り返すこと数回。
周りを見まわし、そろそろと、じんが動きだし、
続いてふくも走って来た。
「そうそう!」と、褒めると加速するけど、
なぜか、ななだけ不動。
で、みんながおやつをもらっているのを見たら、初めて動き出した。
頑固者!
なんなんだろうなぁ~と思っていたら、
つい。
「オイデ」と言って、笛を吹いてしまいました。
そうしたら、みんな一斉に猛スピードで走ってきた!(゜.゜)
ななは「マテ」って言われたから、
おやつの音にも負けずに、待ってただけだったんだ。
でも、みんなが食べているのをみて、負けちゃったということで…。
頑固者!なんて言っちゃって、ごめん!(>_<)
なるほど。
「この音が聞こえて行くと、いい事がある!」
じゃなくて、シンプルに
「この音は「オイデ」」と、教えた方が、
うちの場合は良かったという事が判明しました。
「オイデ」で来れるようになったら、
たまにはトリーツも使って、
褒め褒めや撫で撫で以外のいい事もあるよって、教えてみるかな。
そうしたら、
「オイデ」より強力なコマンドになってくれるんじゃないかなぁ~。
と、密かに企み中。(^^ゞ
でも、思いもしませんでした。
そんなにしっかり「マテ」が入っていたとは。
嬉しい誤算です!(^^)
ただこれは、ハンドシグナルと同じ。
同じコマンドでも、別の方法で伝えると言う事。
新しいコマンドを教えるようなもの。
だから、繰り返し繰り返しで訓練して行くんだよね。
取説にも、「忍耐」と書いてありました。(^_^;)
まずは、しっかり「オイデ」の音を覚えてもらうよう、頑張ります。