ふくのセーター
年が明けたら作ろうと、用意していたふくのセーターの素。
一度は3わんこお揃いで!と、3匹分用意していました。
でも、余っちゃった…。
でも!
この色、本当にふくにピッタリ。
だから、意地でも着せてやる!!
まずは、ふくからちょびっと毛をもらいます。
トリミング後の素敵な姿だったんだけど、ごめん!(^^ゞ
で、ふく用の原毛とふくの毛を混ぜます。
この、ちょっとだけ白いのがふくの毛。
昔「犬の毛でセーターを…。」って話をしたら、引かれました。(^_^;)
でもやっぱり、形がなくなる前に何かの形で残しておきたい。
分骨という手もあるけど、私らしくあいつを残しておきたい。
だからあいつの毛で、あいつのセーターを作ります。
昨日は旦那さんがななじんを実家に連れて行ってくれました。
なので、最初で最後のふくと二人だけの時間。(^^)
冬のあったかい陽だまりの中で手仕事。
私の大好きな過ごし方です。
そんな時間の中、
いろんなことをおしゃべりをしながら、せっせと手を動かして、毛糸を作成。
次は新しい紡ぎ方をしようと思っていたので、
練習してからって思っていたのに、ぶっつけ本番。
おかげで思っていた風合いとはちょっと違うけど、そこは仕方ない。
そしてせっせと編んで、できました!
この袖の部分が、それ。
やっぱり似合う。
いい色。(^^)
これは、こんな筒状になっています。
スパイラル編みという編み方で作ってあるので、
かなりの伸縮性があります。
普段は、骨となって返ってくるふくに着せ、
キャンプの時なんかは、
私のアームウォーマーとなって、一緒に出掛けられます。
どうだ!
間に合わせたぞ!!
が。
帽子にしかならなかった…。
シュナって大抵4号サイズだそうです。
私もそれぐらいの大きさをイメージしていたのですが、
ふく、頭が大きくて5号サイズじゃなきゃ入らなかったんです!(>_<)
なんてこった…。
ま、いいや。
とりあえずふくの一部が私の手元に残り、
結局帽子のようになっちゃいましたが、ふくのセーターもできました。
いっぱいのお花に囲まれたふく。
初めてなんじゃないか?というぐらい、
大量のおやつにも囲まれています。
「生きてるときに食べさせてよ」いう言葉が聞こえそう。(^^ゞ
花いっぱいの素敵な式にしていただけ、
帰ってきてからも、いい香りの花たちに囲まれています。(^^)
思いもかけないほどあまりに早すぎて、あっけない最期。
いまだに未消化。
実感もなし。
「なんでだろう?なんでだろう??」しか出てきません。
「空に昇っていけるように、「ありがとう」と送ってあげてください。」
の言葉にも、
「ふくのばかぁーーー!」で送ってしまった私。
だって納得できないんだもん。
でもふく。
どうせしばらくは傍にいるつもりなんでしょ?
だったら私が少しでも笑って送り出せるようになるまで、
じっくり傍にいてもらうからね。
まだ駄目だからね!
と、相変わらず自己中な事を命じ中。
ふくも大変だね。