麹のみの甘酒作り①
2016年10月2日 / おいしいもの
先日やってきたヨーグルティアS。
やっと始動しました!(^^)/
まず最初は、もちろん当初の目的の「わんこ用甘酒」。
わんこ用甘酒と言っても、特別なものではありません。
一般的に「早作り」と呼ばれているらしい、麹と水のみで作る作り方です。
ちなみに「早作り」以外に、「かた作り」「うす作り」と呼ばれる作り方があるようです。
「かた作り」は、
炊く前の米と麹を同量で作る方法で、
米一合と麹150グラムと、同等くらいで作るものらしいです。
「うす作り」は、
かた作りに、総重量の半分のお湯を加えるやり方のようです。
こちらは、ご飯やおかゆから作るもので、ストレートで飲めるものも出来るようです。
この辺りの水分量などは、
色々な方が試されていて、色々なレシピがありますので、
よろしければそちらを参考になさってください。
一般的に「麹で作る甘酒」は、このうす作りが主流のようで、
米+米麹+水がベーシックな材料のようですが、
米が玄米になったり、もち米になったり、米麹が玄米麹になったりという組み合わせもあります。
そして、もち米のが一番甘くできるようです。
わんこの世界では「グレインフリー」と言うのもあるので、
特に米類は入れる必要もないのかもしれないですし、
麹と水だけで作る方が、とにかくなにもかもが濃い!
酵素も、甘みも、風味も。
だから、早作りのレシピが多いのかもしれません。
でもいい麹が入った場合は、麹の味がストレートに出てくるので、
人間用でも、この作り方はお勧めのようです。
ちなみに米麹は、白米に麹菌が付いたものなので、全くのグレインフリーにはなりませんが、
麹菌が出す酵素が、くっついてる米に対して、
でんぷん(多糖類)を分解して、ブドウ糖(単糖類)に変えたり、
たんぱく質をアミノ酸に変えたりするので、
この米は、さすがになくては話にならないものです。
と、講釈はこの辺で…。(^^ゞ
さて、では麹探しとなった時、「乾燥麹」と「生麹」なるものがある事を知りました。
よくスーパーなどで売っている「みやこ麹」などは、乾燥麹。
既にバラけているので扱いやすく、
身近に売っているところも多いので、使いやすいという利点がありますが、
乾風にあててあるので、麹菌の活性的には、生麹の方が上のようです。
と言うのは、麹屋さんのお姉さんからの情報。
そうなんです。
よく探してみたら、割とご近所に「麹屋さん」と言う、そのままのありがたいお店があったんです。
せっかくならばと、米麹はそこで購入。
500g810円だったので、べらぼうに高いと言うほどではありません。
またそのお店には、甘酒用麹と麹の2種類がありました。
違いは麹菌で、甘酒用の方が、より甘みが出る様な菌だという事で。
普通の生麹が冷蔵なのに、甘酒用は冷凍。
冷蔵だと色が変わってくるし、菌の質の違いで、常温だと、米麹もべたべたするとか。
米麹の作り方の違いについての詳しい話は、八海山のホームページに少し載っていました。
八海山はお酒で有名ですが、甘酒も出しているんです。
今年の夏お世話になったのは、ここの甘酒。
びっくりするぐらい味が濃く、今までの甘酒のイメージと違うと思っていたら、
よく見たら、これこそ「麹だけで作ったあまさけ」でした。
余談ですが、この甘酒、甘酒が苦手な方にも好評でした。
さて、私の今回の麹は、
わんこメインなので、特に甘さは…なのですが、せっかくならで甘酒用を購入しました。
もちろん、私も飲むんですから。(^^ゞ
前段階の話が随分長くなってしまったので、
作り方などは、次へ続く…ということで。(^^ゞ
コメントを残す