発酵食品あれやこれ② -玄米甘酒-
残りの発酵食品の覚書を順次。
●玄米甘酒
あまりの勢いで麹のみの甘酒が消費されるので、
米入りでかさ増しして作ることにしました。
なるほど、こんなに早くなくなるんじゃ、人用のはかさ増しので十分です。(^^ゞ
そして、我が家で手近にあった米は玄米だったので、玄米甘酒となりました。
今回の割合は、
・麹:250g
・玄米:1合 (おかゆにする)
・水:100cc (炊飯とは別)
玄米は、炊飯器の玄米おかゆモードで炊いてみました。
炊飯したお米からで十分できるようなのですが、
なるべく炊きたてがいいらしいのと、
どうせ炊くなら、結局、麹が分解しなきゃいけないんだし、
なら、最初からお粥にしちゃおう!と思っただけです。(^^ゞ
お粥を炊飯器で炊いたのは初めてだったのですが、開けてびっくり!
どろどろ状態なんです!!(゜.゜)
もっと、さらっとしたのが出来るのかと思っていました。
でも、甘酒として米を分解する事を考えると、こっちの方がよかったのかもしれません。
今回は、60度・10時間でヨーグルティアにセット。
麹のみを作った時より、外気も下がってきてましたし、
60度は許容範囲だったので、試しにそれで。
で、今回は時間が来るまで開けることすらせず。
なぜなら。
お粥があまりにどろっとしていたので、
焦って、その後水を追加したのですが(それが水100cc)、
それに麹を加えたら、内容器のふちぎりぎりまでの量になってしまったんです!
開けてかき混ぜる余裕は全くありませんでした。(^^ゞ
でも、10時間後に見てみると、あのどろどろはどこへやら。
さらっとしていました。
そして、結構甘い!!
ではと欲張り、あと2時間。合計12時間。
少し甘みが増えたかな?ぐらいの変化でした。
麹のみの甘酒と同じように、これもきっと徐々に甘くなって行くんでしょう。
長時間の加温は酸味の要因、ということだったので、
今回はこの辺りで切り上げました。
で。
悩んだ結果、ブレンダーで撹拌。
もちろん、ふちぎりぎりなので、器を分けてしました。
玄米なので、つぶつぶ感が多く、
これじゃ、旦那さんが抵抗するかなぁーと思ったんです。
でも、お粥は最初からドロドロだったので、
せいぜい麹の形がなくなるぐらいにしかなりません。
ま、いいやと、だんなさんに試飲してもらったところ、「大丈夫。」と。(^^)
ドロドロお粥でも、やっぱり玄米のつぶつぶ感は健在でした。
売っているようなつぶつぶ感が全くなくなるぐらいにするには、
ブレンダーの時間をもっと長く丁寧にすればいいのかなぁ?
とは言え、玄米好きには、
ちょっともぐもぐしながら食べるこれは、ばっちりだと思います。(^^)/
ちなみに、通常玄米甘酒というと、麹も玄米麹だと思います。
今回作った割合では、麹の米と玄米の量は、玄米がちょっと多いぐらい。
なので、色も白っぽくなりました。
そして今回の麹は、富沢商店のにしてみました。
こちらも生麹ですが、
固まりではない状態で売っているので、使いやすいです。
そして冷凍で売っているので、品質もよさそうです。
これで麹のみの甘酒を作って、一度比較しないと。
一応写真も添付。
これが、出来た玄米甘酒です。
急冷した後でも、まだ暖かいので、こんな状態。
これは、言うところの濃縮タイプなのかもしれませんが、
私としては、濃いのをちょっと、の方が好きなので、このまま食べていました。
手軽で腹もちもいい、いい朝ごはんになりましたよ。